最近、歩くのが億劫になった…それ、年齢だけのせいではないかもしれません
「前より歩くと疲れるようになった」
「少し出かけるだけで、脚が重くなる」
「昔はもっと歩けたのに、最近は外出するのが億劫」
40代・50代になると、そんな身体の変化を感じる方も増えてきます。
そして、
「年齢だから仕方ないのかな」
と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、歩くのが疲れるようになった理由は、単純に「年齢」や「筋力が落ちたから」だけとは限りません。
身体の使い方や姿勢が変わったことで、本来使いたい筋肉が働きにくくなり、いつも同じ場所ばかりが頑張っていることもあります。
歩くのが疲れるのは、脚だけの問題ではありません
歩くという動きは、一見すると脚だけを使っているように見えます。
でも実際には、
- 足首
- 膝
- 股関節
- 骨盤
- 体幹
- 背骨
など、身体全体が連動して行っています。
たとえば、座っている時間が長かったり、身体を動かす機会が少なくなったりすると、ふくらはぎや股関節、お尻の筋肉を使う機会も減っていきます。
使う機会が少なくなれば、筋力が落ちるだけでなく、
「この筋肉をどう使うんだっけ?」
という身体の感覚そのものが鈍くなっていることもあります。
すると、歩いていても本来使いたい筋肉をうまく使えず、別の場所が代わりに頑張るようになります。
姿勢が崩れると、股関節やお尻が使いにくくなることがあります
歩くときに大切なのが、股関節やお尻まわりの筋肉です。
ところが、姿勢が崩れてくると、これらの筋肉が働きにくくなることがあります。
たとえば、
腰を前に突き出すように立っていたり、
猫背が強くなっていたり、
骨盤が前や後ろに傾きすぎていたり。
そんな姿勢が続いていると、股関節がうまく動かしにくくなり、脚を前に振り出すときに、
「脚の付け根が重い」
と感じることもあります。
さらに、お尻の筋肉で身体をしっかり支えられないと、太ももの前や外側の筋肉ばかりが頑張り、
「太ももの前がすぐ疲れる」
「太ももの外側が張る」
「膝のまわりまで重く感じる」
ということも起こります。
股関節が使えないと、腰や肩まで疲れることも
さらに身体は、足りない動きを他の場所で補おうとします。
股関節やお尻がうまく使えなければ、腰の筋肉が代わりに頑張ることがあります。
すると、
腰が張る。
背中が疲れる。
猫背が強くなる。
首や肩が重くなる。
そんなふうに、最初は「歩くと脚が疲れる」だったものが、腰痛や肩こり、全身の疲れにつながってしまうこともあります。
だから、
「歩くと疲れるから脚を鍛えよう」
だけでは、うまくいかないこともあります。
大切なのは、
なぜ今、疲れやすくなっているのか。
どこが使えていないのか。
どこが頑張りすぎているのか。
身体全体を見ながら考えていくことです。
頑張って鍛える前に、「使う感覚」を取り戻す
歩くのが億劫になっている方に、
「まずたくさん歩きましょう」
「筋トレを頑張りましょう」
とお伝えしても、身体がうまく使えていない状態では、余計に疲れてしまうことがあります。
ハルのヒカリでは、いきなり強い運動をするのではなく、
まずは今使いにくくなっている筋肉を、小さな動きの中で感じてもらうことを大切にしています。
お尻を少し使ってみる。
股関節から脚を動かしてみる。
骨盤や体幹を整えながら動いてみる。
そんな練習を繰り返していくと、
「あ、ここを使うんだ」
と身体が少しずつ思い出していきます。
筋肉は、ただ強くすればいいわけではありません。
自分の身体の中で、
「どこを使って動いているのか」
が分かることも、とても大切です。
少し身体が軽くなると、毎日の選択も変わっていきます
歩くのが億劫になると、知らないうちに外出する機会も減ってしまいます。
買い物は近い場所で済ませよう。
今日は疲れそうだからやめておこう。
友達に誘われたけれど、また今度にしよう。
そんな小さな選択が増えていくこともあります。
でも、身体が少し軽くなって、
「前より歩くのが楽かも」
と感じられるようになると、
「ちょっと遠くまで買い物に行こうかな」
「久しぶりにあそこまで歩いてみようかな」
「今度のお休みは出かけてみようかな」
そんな気持ちが戻ってくることがあります。
私が届けたいのは、ただ筋力がつくことや、姿勢が整うことだけではありません。
身体が変わることで、
やりたいことを諦めなくていい毎日につながっていくこと。
「もう年齢だから」と思っていた身体に、
「まだ変われるかもしれない」
と思ってもらえること。
そのために、ハルのヒカリでは、その方の姿勢や身体の使い方、その日の状態を見ながら、一緒に身体を整えていきます。
最大2名の少人数レッスンだからこそ、毎回同じ身体を見ることができ、
「前よりここが動きやすくなった」
「今日はここが疲れている」
そんな小さな変化も一緒に確認できます。
歩くのが少し億劫になってきた。
身体が以前より重く感じる。
運動した方がいいとは思うけれど、何をすればいいのか分からない。
そんな方こそ、無理に頑張る前に、一度ご自身の身体の使い方を見直してみてください。
身体は、今からでも少しずつ変わっていきます。

