「肩がつらいから、肩を揉む」
「首が重いから、首をほぐす」
「猫背だから、胸を開くストレッチをする」
その時は少し楽になるけれど、数日するとまた肩が凝ってくる。
そんなことはありませんか?
40代以降になると、
「ずっと肩こりだから仕方ない」
「仕事をしている限り、これは変わらない」
「もう年齢もあるし…」
と、慢性的な肩こりを当たり前のように感じている方も少なくありません。
でも、実際に身体を見ていると、肩こりの原因が“肩だけ”にあることはほとんどありません。
肩が頑張らなければならない身体の使い方が、別のところに隠れていることがとても多いのです。
肩こりなのに、どうして骨盤や下半身を見るの?
ハルのヒカリでは、肩こりや首こりで悩んでいる方でも、肩だけを見ることはありません。
まず確認するのは、
- 骨盤が前や後ろに傾いていないか
- 反り腰になっていないか
- 背中が丸くなっていないか
- 股関節まわりに硬さがないか
- お腹やお尻の筋肉が使えているか
- 背骨がしなやかに動いているか
といった、身体全体の状態です。
たとえば、骨盤が強く前に傾いて反り腰になっていると、そのままでは身体のバランスが取りにくくなります。
すると、そのバランスを取るために上半身が丸くなり、首が前に出て、肩甲骨が外側へ開くような姿勢になることがあります。
反対に、骨盤が後ろに倒れている方も、そこから背中が丸くなり、猫背につながることがあります。
つまり、
肩こりは、下半身や骨盤の状態に合わせて上半身が頑張った結果として起きていることもある
ということです。
だから肩だけを揉んでも、身体全体のバランスが変わらなければ、また同じ場所に負担がかかります。
「ほぐしても、すぐ戻ってしまう」という方は、この状態になっていることが少なくありません。
胸を開くストレッチは意味がないの?
もちろん、そんなことはありません。
肩こりや首こりが続いている方は、背中が丸まり、肩が前に入り、胸の前側が硬くなっていることがよくあります。
特に、パソコン作業やスマートフォンを使う時間が長い方、家事などで腕を前に出している時間が多い方は、身体が前側に縮こまりやすくなります。
また、利き手側は日常的によく使うため、左右差が出ている方もいます。
そのため、
胸を開く。
背骨を動かす。
肩甲骨まわりを動かす。
こうした運動は、とても大切です。
ただし、それだけで終わらせないことも同じくらい大切です。
胸を開いて一時的に姿勢が整っても、
反り腰のまま。
股関節は硬いまま。
お腹やお尻がうまく使えないまま。
だったら、日常生活に戻った時に、また元の姿勢へ戻ってしまいます。
だからハルのヒカリでは、
まず今つらい肩や首を動かしやすくしながら、
その後に、
「なぜこの姿勢になっているんだろう?」
というところまで身体を見ていきます。
「身体が硬い」ことにも、理由があります
以前、幼い頃から身体がとても硬かったという方がいらっしゃいました。
前屈をしても、ほとんど身体が前へ倒れない。
股関節まわりも硬く、背骨の動きも少なくなっていました。
身体を見ていくと、ただ「柔軟性がない」だけではありませんでした。
お尻や太ももの一部の筋肉がうまく使いにくく、その代わりに、内ももや太ももの裏側の筋肉がいつも頑張って身体を支えていました。
頑張り続けている筋肉は、当然硬くなりやすくなります。
さらに、お腹の力も使いにくかったため、骨盤は前に傾き、反り腰になりやすい状態でした。
すると背骨も少しずつ動きにくくなり、首や肩にも負担がかかります。
このような方に、
「身体が硬いから、もっとストレッチしましょう」
と硬いところだけを伸ばしても、なかなか変わりません。
大切なのは、
頑張りすぎている筋肉を休ませながら、
今まで使えていなかった筋肉を少しずつ使えるようにしていくこと。
そして、骨盤や下半身が安定してきたところで、背骨や胸郭の動きを少しずつ取り戻していくことです。
実際にその方も、少しずつ身体全体の使い方を変えていくことで、背骨に動きが出てきて、慢性的だった首こりや肩こりにも変化が見られるようになりました。
肩甲骨が不安定だと、首や肩がさらに頑張ります
猫背の姿勢が続くと、肩甲骨は本来の位置より外側へ開きやすくなります。
すると、腕を動かす時に肩甲骨を安定させることが難しくなります。
その代わりに、
首の筋肉や肩の上の筋肉が頑張って肩甲骨を支えようとすることがあります。
本来なら、そこまで頑張らなくてもいい筋肉が、一日中働き続けてしまう。
これも、慢性的な肩こりにつながる一つの理由です。
だから最終的には、
胸を開くことだけでも、
肩を揉むことだけでもなく、
下半身で身体を支える力。
体幹の安定。
背骨のしなやかさ。
肩甲骨を安定させる力。
こうしたものを少しずつ取り戻していくことが大切だと考えています。
ハルのヒカリが「肩だけ」を見ない理由
肩こりと一言で言っても、身体の状態は一人ひとり違います。
反り腰からバランスを崩している方。
骨盤が後ろへ倒れ、猫背になっている方。
股関節が硬い方。
筋力が落ちている方。
昔から身体が硬く、背骨の動きが少ない方。
仕事や家事など、日常生活の癖が大きく影響している方。
だから、
「肩こりにはこのポーズ」
と全員が同じことをすればいいとは考えていません。
ハルのヒカリでは、現役理学療法士が身体全体を見ながら、
今どこが硬いのか。
どこが頑張りすぎているのか。
どこが使えていないのか。
を一緒に確認します。
最大2名の少人数レッスンだからこそ、その日の身体の状態を見ながら内容を変えることができます。
毎回同じ担当者が身体を見ることで、
「前よりここが動くようになった」
「この姿勢が少し楽になった」
という小さな変化も一緒に確認していきます。
そして最終的には、ご本人自身が、
「今日はここが少し違う」
「前より身体を使えている気がする」
と、自分の身体の変化に気づけるようになることも大切にしています。
肩こりが楽になった、その先へ
肩こりが楽になる。
首が動かしやすくなる。
姿勢が少し変わる。
もちろん、それだけでも嬉しい変化です。
でも、ハルのヒカリが大切にしているのは、その先です。
仕事が終わったあとにも少し余力が残る。
家事をしても、以前ほど身体が重くない。
休日に出かけてみようと思える。
久しぶりに好きなことをやってみようと思える。
身体が少し楽になることで、毎日の選択肢が少しずつ増えていくことがあります。
長く肩こりが続いていると、
「私はこういう身体だから」
と諦めてしまうこともあります。
でも、身体の使い方は、少しずつ変えていくことができます。
今まで頑張り続けていた肩を、
少しずつ楽にしてあげることもできます。
「もう仕方ない」を、
「まだ変われる」に。
溝の口のハルのヒカリでは、40代・50代以降の女性を中心に、肩こりや首こり、姿勢、膝や股関節など身体に不安がある方へ、その方の身体に合わせた少人数レッスンを行っています。
一般的なヨガやジムについていけるか不安な方も、今の身体から一緒に始めていきましょう。
身体を整えることで、
また自分の身体に期待できるように。
そして、その身体で、
これからの毎日を自分らしく楽しめるように。
ハルのヒカリは、そんな身体づくりを一緒に支えていきます。

