こんにちは^_^インストラクターのReiです。今日はシニア世代についての投稿です。
シニア世代とは、WHO(世界保健機関)の定義によると65歳以上の方を指すそう。私の両親ももれなくシニア世代真っただ中。今回はそんな両親と先日会った時の話です。
比較的寒い正午あたりの時間だったのですが、
母「今、踵落とししてきたから暑くて暑くて。」
父「午前中、病院に行ってから2時間くらい2人で散歩してきたよ」
と、二人とも疲れつつも達成感いっぱいの表情で登場。笑
以前のInstagramでも投稿したのですが、父は脊柱管狭窄症で今年4月に手術をしました。1月あたりから間欠性跛行(長時間連続して歩くと、お尻から太もも、ふくらはぎまで痛みと痺れが強くなる症状)があり、ひどい時は10分おきにしゃがみこんでしまう程でした。
術後3か月はコルセットをして過ごしましたが、その前後から以前にも増して健康への意識が高くなっています。
足の痛みがひどい時には父本人が「大好きな旅行やお出かけを楽しめないこと」ももちろん辛かったと思うのですが、何より一緒に過ごす母が「散歩に誘いづらい、出かけようと言いづらい、父が落ち込んだりイライラしがちで疲れる…」と父に気を遣い疲れていることが私は心配でした。
そんな父が今では足の痺れや痛みもなく、半日でも連続して歩けるようになり、両親ともに歩ける幸せを噛みしめて毎日を過ごしています。やはり1度辛い体験をすると、もう二度とあんな思いはしたくない!と健康のためにできる事をコツコツと継続するようになりました。
・ヨガ/体操(私が定期的に内容を見直しています)
・母は、血圧を下げるための踵おとし、減塩やお茶
・父は、血糖値を下げるためのお茶
・テレビや雑誌でみたスクワットなどの運動
・天気の良い日は散歩など
これら(他にもあるかもしれませんが)を毎日、継続しています。特に父は真面目なのか本当にしっかりとルーティーン化出来ていてびっくりする位です。こんな父に影響され、母もヨガを生活の一部に取り入れるようになり背中の丸さがだいぶ、真っすぐになってきました。背中には年齢がでるといいますが、いつまでも母には若々しくキレイでいて欲しいので、運動の習慣を細々とでも続けられたら良いなと思います。
また母は、前よりも開脚の角度が広くなってきた!とか、スクワットで耐えられるようになってきた!などの体感が得られ少しずつ自信がついてきている様子。自分一人では気づけない体の様子を、父や私が気づいて時々褒めてくれたり、「ヨガをしている自分も何だか好きなの♡」と可愛い発言もしていました。
私は普段、理学療法士として病院勤務もしていますが、そこで出会うシニア世代の方々の健康意識についてはやはり人それぞれです。病気やケガをして、今後はより再発予防や健康に対してできることをしたい!という方もいますが、反対に「もう歳だし、何もしたくない、好きな事(飲酒やたばこ、ゴロゴロ)をして過ごしたい」という方も多くいらっしゃいます。
何を幸せと捉えるのかは人それぞれ自由だと思いますので、これらを否定するつもりは全くありません。ですが私個人の意見としては、
・体が安定するからこそ、生活が安定する
・人生は体験の連続
・体の心配をしている人生よりも、自分のやりたいことや行きたい所に行く体験をたくさんしたい!
と考えているので、健康な体をベースにして限りある人生を、目いっぱい楽しんでほしいと考えています。やりたい事が出来た時、行きたい場所に行けた時の体感や喜び、達成感は1番の心の栄養ですし、
明日からの活力につながると思うのです。これはシニア世代に限る話ではありません。
私の両親のようにコツコツと運動を習慣化できる人もいれば、そんなことしたくない!という方もいると思いますが、人生は長距離マラソンのようなもの。ゆるーくでも細々と続けていければ良いと考えています。
溝の口ヨガサロン ハルのヒカリではシニア世代のヨガ初心者の方も大歓迎です。病院に行くほどではない不調や、いつも疲れる・痛い場所がある方などその方のお悩みに合わせたヨガ・運動を行っていきます。(頻度は月2回を推奨)
お一人では運動を習慣化するのが難しかったり、何をしたらよいのかお困りの方、お悩みの方はぜひ一度体験レッスンにご参加ください。心よりお待ちしております。